この世の理

「万(よろず)の華が咲き誇る
万(よろず)の華うつす鏡」

無から有が生まれ
有から無が生まれる
この世の この世の理(ことわり)

月は満ちて欠けて
潮は引いて満ちる
この世の この世の理(ことわり)

形あるもの いつかは壊れ
朽ち果てたもの 土へと還る

流るる時間 止まることなく
流るる大河 海へと注ぐ

そして再び
恵みの雨が降り注ぐ

森羅万象
この世の一切合切
己を取り巻く秩序
己(おの)が内にある混沌

夢と現(うつつ)の
狭間に ワタシは、
俺は、
迷い込む
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