手紙を書くように

目を閉じたら浮かぶ景色 そよぐ風が頬をなでる
ありふれた日々も全部 ここに確かに残っている
心の奥で揺れる言葉 いつか届けばいいなって
そっと思い浮かべてる
「ありがとう」を繰り返して

心の花が開くように 一枚の手紙を書こう
君を想うたびに浮かぶ言葉がそっとつながって
届けたい…ただそれだけ
風と一緒に遠くへ

静かに閉じた記憶の中君の笑顔が灯っている
涙よりも柔らかな声でその日々をそっと包みたい

忘れたくない瞬間たち胸の奥でまだ響いてる
ひとつずつ手に取るように
書き記して君へと

心の花が開くように一枚の手紙を書こう
君が振り返るその時に静かな光が寄り添って
届けたい…ただそれだけ未来のどこかできっと
風に溶けたこの気持ちが君の空で揺れるように
何も言わずただそっといつかの笑顔を運んでいく
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