港ラプソディー

月のしずくを浴びて 歩く遊歩道
枯れたピアノがよく似合う 白い石畳
男も女も 通りすがりのエトランゼ
外国航路の船が行く
汽笛を残して遠去かる
あなたにもたれてたたずめば
港ラプソディー

レンガ造りのホテル もれる窓明かり
まるで異国に居るようで 胸が熱くなる
きらめく星屑 風も切なく吹くばかり
ダブルの背広に沁みこんだ
煙草の匂いがほろ苦い
も少し歩いていいかしら
港ラプソディー

男も女も通りすがりのエトランゼ
外国航路の船が行く
汽笛を残して遠去かる
あなたにもたれてたたずめば
港ラプソディー
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