またね

春の香りに包まれて
いつかの別れを懐かしむ
ひとり歩く道の端で
自分の小ささを知る

小さな 痛みすらも
大きな丸の上めぐり巡る

またねの声を聞くために
明日へ向かう
またねの声を聞くために
旅に出よう

春の香りが色褪せて
変わり果てた街を眺める
伝う風に身を委ねて
行くべき所へ向かう

またねの声を聞くために
明日へ向かう
またねの声を聞くために

またね
またねの声を聞くために
旅に出よう
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